西大寺活性化協議会
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2024年 12月 16日
日本遺産「北前船寄港地・船主集落」認定記念式典を開催

6月に認定された、岡山市東区西大寺地区の文化財が、日本遺産「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落」の認定を祝う式典が、12月14日に百花プラザで開催されました。

西大寺地区をはじめとする岡山市の文化財が、この日本遺産に新たに加わったことで、地域の歴史的価値がさらに高まりました。今回の認定は、西大寺会陽(えよう)や門前町として栄えた西大寺地区の歴史を未来へと継承し、観光振興と地域活性化を進める大きな契機となります。

式典では、岡山市の大森雅夫市長をはじめ、地元関係者や住民ら約400人が参加しました。一般社団法人・北前船交流拡大機構の中野秀治上席研究員による講演では、日本遺産を活用した地域活性化の具体策が語られました。

中野研究員は、西大寺観音院について「全国的に有名な会陽に加え、今回の認定でさらなる価値が付加された」と評価。また、観光誘客のためには「五福通りなど既存資源と組み合わせた発信や、他自治体との連携」が重要だと述べました。

さらに、西大寺活性化協議会の内田薫・北前船調査委員長から、構成文化財の詳細な解説が行われ、西大寺地区の歴史的背景や文化的価値が改めて共有されました。